認定者インタビュー
笠松 直美さん(NPO法人地域教育ネットワーク 代表理事)
長年にわたり青少年育成に関わり、現在は親子講座なども加えた家庭教育支援に取り組んでいます。多面的な知識・技能が求められる活動であり、日頃から学習の機会を積極的に探しています。SIAの活動方針にも賛同できるところが多く、アドバイザー資格は公募型の第一回養成講座(2019年)で取得しました。講師としての活動が多いため、今回の公募型インストラクター認定にも応募してみました。
インストラクター認定に取り組んだ感想
書面等提出締切のタイミングが年度末の繁忙期に重なってしまい、申請準備の時間を捻出するのに苦労しました。
本人動画の収録や提出は、初めての経験でした。リアルタイムのウェブ会議などとは違い、3分以内・100MB以内という制約の中で、自分自身の考えをどのようにまとめて表現するのか、試行錯誤を繰り返しました。小論文も、書くこと自体はともかく、800文字以内で簡潔にまとめることには時間が必要でした。
どちらも今後のネットセーフティの活動において、求められる技能だと思いますので、今回の申請は大変良い経験になりました。
これから認定申請される方へのメッセージ
保護者や子どもたちに近いところで教育啓発や相談対応に取り組むわれわれは、自分の経験だけに頼ったり、特定の専門分野に特化するわけにはいきません。幅広い領域について、さまざまな角度からの学習を続ける必要があると考えています。
その意味で、SIAのアドバイザーやインストラクターとして認定を受け、スキルアップ研修会など、普段は聞けない専門家から直接学ぶことができるのは、とても大切な機会です。
ネットセーフティは、重要性が高くなる一方で、まだまだ良い人材が足りていない分野です。志のあるみなさん、ぜひ一緒に活動していきましょう。