ネットセーフティ教育プログラムは、一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)が運営しています。
SIAは、より良いインターネット社会の実現のために必要と考えられる各種の施策を、民間の自主努力として進めるために、2013年に発足した団体です。
これまで、インターネット上に流通する児童ポルノやリベンジポルノの削除対応など、官のみでは機動的・国際的な対応が難しい課題の解決に、関連省庁とも必要な協力をしながら取り組んできました。
その一方、中長期的な対応として、自治体や地域団体などと協力して、利用者の教育啓発にも取り組んでおり、ネットセーフティ教育プログラムはその一環です。
この分野については、2008年に設立された「子どもたちのインターネット利用について考える研究会(子どもネット研)」(座長 坂元章 お茶の水女子大教授)を協力団体として、その調査研究成果および実践で得られた知見を事業の基盤としています。
子どもネット研は、子どもの心理発達やメディアとの関わり・生涯学習・教育工学などの専門領域を持つ学識者と、PTA・学校関係者、保護者によって構成される専門家会議です。